2024.10.23
Case Study

はじめての大規模展示会。想像以上の成果をあげられたのは、RX Japanのサポートがあったから

車・宇宙・機械・エレクトロニクス

プロフィール

  • RX Japan株式会社 第二事業本部 井出 弦希(左)
  • 協和工業株式会社 取締役 営業部 部長 奈良 章弘さん(中央)
  • 協和工業株式会社 製造部 部長 林 将人さん(右)

協和工業株式会社は、1965年に設立した「精密板金加工技術」を誇る加工メーカー。技術のPRや新規顧客の獲得を目的に、展示会出展にも取り組んできました。さまざまな展示会に参加するなか、とくに活気を感じていたのが、RX Japanが主催する「ものづくり ワールド」なのだそう。今回は、営業部長の奈良さんと製造部長の林さんに、展示会規模の大きさに不安を感じながらも初出展を決めた理由や、出展準備で注力したこと、その成果についてお話をうかがいました。


会社情報

業種

製造業

従業員数

15名

出展した展示会



展示会出展の背景

いつも大盛況なRX Japanの展示会。
魅力的ながらも、その規模感に足踏みしてしまっていた

奈良さん 当社は、高精度な板金加工を強みとする加工メーカーです。複写機などの試作品製作に用いられることが多かったのですが、最近はこのノウハウを応用し、医療機器や宇宙航空関連の部品、ロボットなどにも活用いただいています。そんな私たちにとっての課題は、技術のPRと新規顧客の獲得。自社サイトの改修やリスティング広告にも取り組んできたのですが、なかなか成果が見えづらく、展示会に焦点を当てていくことになりました。

さまざまな展示会に足を運ぶなかで、ひときわ盛況だと感じていたのが「ものづくりワールド」です。幅広い業界の方が集まることや、調達の方だけでなく設計の方も多く訪れることも魅力でした。

ただ、規模が大きい分、「格が違うのではないか」と足踏みしていたのが正直なところ。ほかの展示会などへの出展経験はありましたが、「ものづくりワールド」と比べると、敷地面積はもちろん、出展企業や来場者の数も大きく異なります。当然魅力を感じる一方で、そもそもそれだけ多くのお客さまを迎えるだけのマンパワーを用意できるか。そして、出展費用に対し、どれだけの成果を出せるか…。

営業の井出さんと出会ったのは、そんな時でした。出展準備から当日までサポートしてくれる体制があると知っただけでなく、関西開催の「ものづくりワールド」にも誘っていただき、出展イメージを掴めたのも大きな決め手になりました。


出展に向けて

はじめてのブース装飾も、
プロのアドバイスで来場者にとって見やすいものに

林さん 出展に向けて動き出したのは、会期の2~3カ月前。1カ月に数回、RX JapanさんのES(出展社サクセス)部門の方と打ち合わせをしながらブース装飾などを決めていったのですが、ノウハウが詰まったアドバイスの数々に本当に助けられましたね。「こういうものを用意したらいいですよ」「もっとこうした方がいいですよ」と私たちに寄り添ってくださるので、計画的に準備を進めることができました。

そんなアドバイスから用意したのは、ブースに設置するタペストリーやPOP。これまでの展示会では、興味を持っていただいた一人ひとりに製品や技術をご説明する余裕がありましたが、大規模な展示会となるとそうはいきません。機会損失を少しでも減らすためにも、製品の特長や魅力がひと目で伝わるPOPが重要になると教えてもらいました。

デザインに関しても、「歩いている来場者の目に映るのは3秒だけなので、3秒で見て取れる文字の大きさにした方がいい」などの具体的なアドバイスをいただけたので、とてもわかりやすかったですね。

しかも、搬入時には様子を見に来てくださり、製品やPOPを「どこに、どの向きで、どう設置するのか」といった細かなサポートも。自分たちだけでやろうとすると、“なんとなく”で設置してしまったり、“説明しやすさ”を優先してしまったりするものですが、人の流れやノウハウに基づくアドバイスをいただいて勉強になりました。

奈良さん 加えて大きな課題だったのは、なんと言ってもマンパワー。規模が大きいほど、それだけ多くのお客さまに対応できる体制を整えておかなければなりませんが、当社は営業が2名しかいないうえ、受注生産のため繁閑の波を読みづらく、当日対応できる人材の確保に苦戦していました。

そこで注力したのが、社員の育成です。普段、加工業務を担当している若手社員に勉強会を行い、営業の基本や技術の説明についてインプット。展示会で対応できるメンバーが5名増えただけでなく、若手社員のスキルアップにもつながりました。


出展の成果

出展効果は想像以上!
細かな相談もできる距離感が、スムーズな出展につながった

奈良さん 出展して感じたのは、来場者の元気の良さ。展示会会場が静かだと一人ひとりの声も小さくなるものですが、賑わっているほど声も大きくなって、出展企業の調子も乗ってくる。あちこちで商談が行われていて、会場中が熱気に包まれている様は圧巻でした。

林さん 当社のブースも3日間お客さまが途切れることがなかったですね。パンフレットも、通常の展示会では50〜100部くらいしか捌けないのですが、今回は用意していた500部が最後には足りなくなってしまって。もちろんメンバーもみんなヘトヘト(笑)。盛況ぶりに驚きました。

奈良さん 成果に関しても、想像以上です。この展示会がきっかけで4〜5社から引き合いをいただくことができ、なかには1,000万円規模のご相談もいただいています。大規模な展示会ははじめてでしたが、これほどの成果を上げることができるのかと、すぐに社長に報告して次回も出展することにしました。継続的に出展することで認知度が上がれば、さらなる成果も期待できるはずです。

また、出展メリットは目先の売上だけではないと実感。業界問わず有名な展示会だからこそ、多種多様な業界・業種の方が訪れていて、会話のなかから新たなニーズや技術の応用先を探ることもできました。

こうした経験から、展示会出展への考え方も変わったんです。これまでは、こまめに出展し露出を増やすことを目的にしていましたが、マンパワーに限りがあるからこそ、大規模な展示会に集中して取り組む方が当社には合っているかも。今回の経験を活かしながら、次回以降はさらに工夫していきたいですね。

そして何よりも、これだけの成果を上げられたのはRX Japanのみなさんのサポートがあってこそだと感じています。はじめてだと搬入・搬出など細かいことも不安になるものですが、そういう時もすぐに相談できる距離感が、スムーズな出展には欠かせませんでした。

しかも、会期中にRX Japanのみなさんが様子を見に来てくださったときはすごくうれしかったですね。最初から最後まで伴走してもらえたので安心感があったし、営業の井出さんは「出展していただけてありがたいです」と言ってくださるんです。そういう言葉は、出展企業としても自信になりますよね。今後も、みなさんの力を借りながら、成果を高めていけたらと思っています。


担当営業のコメント

RX Japan株式会社 第二事業本部 井出 弦希

初出展の場合、何から準備すればいいのかわからないもの。だからこそ、ヒアリングをしながら「何を用意すべきか」「どんなものが適切か」を細かくお伝えさせていただくようにしています。お客さまにとって、意味がある出展になるように。そして、コスト以上の成果につながるように。今後もサポートさせていただきます!

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