The RX Japan Exhibitions' Great Influence and Unique Value
RX Japanの展示会が持つ大きな影響力と独自の価値
RX Japanが開催する「展示会」は、東京ビッグサイトなど大規模な展示会場で、活発なビジネスが行われる場を創り、各産業の発展と経済活動に貢献しています。ここでは、展示会が持つ特長と価値について、2024年の「SMART ENERGY WEEK【春】(スマートエネルギーWEEK)」を例に詳しくご紹介いたします。
1.巨大な規模で開催
展示会の大きな特長は、巨大な会場に世界中から人・モノ・情報が集まることです。ひとつ屋根の下に、世界中から数百から数千社もの企業が出展し、各分野の専門家やキーパーソン、バイヤーなどが数万名も集まります。
2024年2月末に開催された「スマートエネルギーWEEK春」では、東京ドームのグラウンド約7.4個分に相当する9.7万㎡の展示スペースに、世界33カ国・地域から1,484社のエネルギー関連企業が出展し、国内外から約6万9千名が来場しました。このような巨大な規模で生み出されるビジネスチャンスが展示会の価値となります。
約1,484社が出展した「スマートエネルギーWEEK春」の会場風景。東京ビッグサイトの東・西展示棟 全館を使用
2.同時期に、同じ場所で長期的に開催
10年、20年、さらには50年という長期にわたり、同じ時期、同じ場所で開催され続けることも展示会の特長です。展示会ビジネスの歴史が長い欧米では、100年以上続く展示会も数多く存在します。
長期にわたって同時期、同じ場所で開催されることは、開催都市にとっても大きなメリットです。街の世界的な認知度が向上し、数十年にわたって累積される経済効果は莫大なものになります。これが、単発的なイベントと大きく異なる点で、都市の持続的な発展を支える基盤となりえるため、世界各国は展示会に力を注いでいます。
「スマートエネルギーWEEK 春」は、2005年のスタート以来、毎年2月末~3月初旬に東京ビッグサイトで開催されている
3.多額の商談と効率的なマーケティングの場
展示会では、各ブースで活発なビジネスが行われます。「スマートエネルギーWEEK春」では、会期中の3日間で1,700 億円(推定)の取引が行われました。
多数の業界関係者が集まる展示会は、出展社にとって、一度に多くの見込み客へ自社製品のアピールや販路拡大を効率的に行える場となります。また、競合他社から刺激を受け、市場のトレンドを把握することで、自社のイノベーションにつながるきっかけにもなります。
一方、来場者にとっては、一度に多数の製品を比較検討でき、その場で商談・情報収集を行えるのが最大のメリットです。数多くの競合企業と、その製品に興味を持つ来場者が多数集まる展示会は、近年、効率的なマーケティング活動の場として、多くの企業に活用されています。
*2024年開催の「スマートエネルギー展 春」での推計値(本展を契機として会期後6カ月以内に成立した商談金額を出展社アンケートに基づき算出)
RX Japanが長年にわたり創り上げてきた、「商談が活発に行われる展示会」。潜在顧客の発掘や海外の販路開拓の契機にもなっている
4.大規模カンファレンスを同時開催
展示会の会期中は、多数の講演会・カンファレンスが同時開催されます。「スマートエネルギーWEEK 春」では、200セッションが開催され、17,431名 の専門家が受講。その約8%の1,400名が海外から参加しました。
つまり、展示会は大規模なコンベンション(国際会議)でもあります。日本ではコンベンションを「海外開催の学術会議や国際会議」と狭義でとらえ、「誘致するもの」と考える傾向にありますが、 展示会では自主開催することができます。 RX Japanではカンファレンスの企画から運営までを行っています。日本をコンベンションが盛んな国にするには、「展示会が盛んな国にする」ことが重要なのです。
世界各国の専門家が、最新の情報発信・情報収集の場として集う。近年は英語、中国語、韓国語などの同時通訳が入るなど、国際化が進む
5.海外から数千名の専門家やバイヤーが来場
日本にいながら、世界各国の企業と取引できることも展示会の大きなメリットです。「スマートエネルギーWEEK春」には、33カ国/地域から出展、59カ国/地域から来場者が集まりました。海外から参加した専門家やバイヤーは7,443名にのぼり、まさに「グローバルなビジネスの場」として活況を呈していました。
海外からの参加者の増加に伴う、交通費、宿泊費、飲食費などの経済効果も莫大なものです。世界各国は、以前から展示会を自国への訪問客や観光客を増やす強力な手段として位置づけ、積極的に開催を支援してきました。近年は日本においてもこの動向が認識され、政府や各自治体が展示会産業の育成に乗り出しています。
「スマートエネルギー Week 春」2024年の会期には、世界地図上でオレンジ色に示した33カ国/地域から出展、59カ国/地域から来場。海外参加者は7,443名にのぼった
6.人的交流を促進する最大級の手段
展示会では、グローバルな人的交流が極めて活発に行われます。「スマートエネルギーWEEK春」を例にすると、3日間の会期中に出展社や大使館などにより、約50のパーティーが開かれ、接待も数百件におよびます。
これらには、出展社・来場企業の社長などの業界トップや政府関係者、著名な研究者、メディア関係者など、多岐にわたる分野の方々が参加。情報交換、製品アピール、提携先の開拓などを目的に、さまざまな交流が図られます。欧米諸国ではこの利点が早くから重要視されており、人脈づくりの場として展示会に参加する方もいます。
会期中は多数のパーティー、接待を通し、人的交流が活発に行われる
7.開催地域へ、大きな経済効果を長期にわたってもたらす
大規模な展示会には、国内外から数万名の方が訪れます。開催地まで人が移動し、そこで過ごす数日間にもたらされる経済効果は莫大です。「スマートエネルギーWEEK 春」では、出展社スタッフと来場者による宿泊費、飲食費、交通費、会場費などの「直接経済効果」が、約106億円に達しました。同展のように海外からの参加者が多い展示会は、宿泊や交通に伴う消費が大きくなります。さらに、同展は21回目を迎えましたが、それは、21年間にわたって開催地である東京に同様の経済効果がもたらされたことになります。10年、20年と続く大規模な展示会では、経済効果の累計総額は数千億円にのぼると見込まれています。また、展示会は、装飾、警備、通訳など、多岐にわたる雇用を創出します。「スマートエネルギーWEEK 春」では、計10,238名にのぼりました。
オリンピックなどの世界的イベントは経済効果が大きいですが、開催は数十年に一度で、開催地決定も他者に委ねられています。一方、展示会は主催者自ら企画し、開催地を決定できます。さらに、長期にわたり継続でき、地域の経済成長に貢献します。展示会は経済活性化のプラットフォームとして、世界各国で重視されています。
The Reason for The Success of RX Japan's Exhibitions
RX Japanの展示会が成功してきた理由
RX Japanが1986年設立以来、貫いてきた展示会成功の4つの理念をご紹介します。
To Become 'Japan as A Nation of Exhibitions'
世界中から人・モノ・情報が集まる「展示会立国 日本」へ!
世界から見ると、日本の展示会ビジネスは発展の途中。世界と日本の現状と今後を展望します。
Case Studies
実例紹介
協和工業株式会社
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有限会社やまぎん
インパクトを与えるブースでブランディングを実現。テキスタイル開発メーカーにインタビュー。
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出展の成果は、少しの工夫で大きく変わる!SNSマーケチームが取り組むブースづくり。
ゼロからはじめる展示会出展パーフェクトガイドブック
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